- 2025年4月27日
「猿猴図(えんこうず)」を観てきた

東京国立博物館(以下、東博)に、自分がとても気に入っている水墨画があります。
江戸時代の絵師、狩野山雪(天正18年(1590年) – 慶安4年3月12日(1651年5月1日))の「猿猴図」です。
東博には約12万件の収蔵品があるので、当然収蔵品をすべて展示することはできません。
そのため、時期を決めて展示替えが行われます。
猿猴図は以前展示がされていたのですが、展示替えで展示されなくなってずっと観られず、寂しく思っていました。
最近「2026年7月14日から8月30日まで、猿猴図が展示される」ということを知り、喜んで観に行ってきました!
現在猿猴図は本館2階の18室に展示されています。
動物などの画が多く展示されているなかに猿猴図が見えてきました!
そもそも猿猴図は、仏教の一宗派である禅宗が猿猴捉月(猿が水面に映った月を取ろうとして木から落ちるという故事)を画題としていたことに由来しているそうで、この狩野山雪のものだけでなく、長谷川等伯や伊藤若冲なども描いています。

それらの猿も毛並みがフワフワしていて、可愛いもの大好き人間としてはどれも素敵と思うのですが、この山雪の猿猴図はお猿さんがちょっと笑って見えるところが他とは違ってより魅力的だなぁ〜、と思います。
約400年以上前の人間は、どのような思いでこの絵を見ていたのかなぁ~、などと想像力は膨らんでいきます。

もっとメインに出していって!
………と、推しの一人としては思うのですが、約400年前の作品を常設展示するのも大変なんだろうなぁ~とも思うと、たまに会えることの有り難さに感謝してしまいます。
最後に、再度のご案内になりますが、このかわいい猿猴図は2026年8月30日までの展示となり、またいつ出てくるかわからなそうなので、お時間ありましたら是非!
「狩野山雪」さん、とっても愛らしい猿の絵を描いてくれて、ありがとう!!!







