沖永良部島

「沖永良部島」を自転車で一周した

国頭小学校のガジュマル

今回の目的

沖永良部島を一周し、観光名所を巡る旅

今回のルート

※時刻は、訪問当時のものです。訪問の際は、最新の時刻表等をご確認ください。

2025年11月21日

宿泊施設(コチンダホテル)
8:10

8:30
国頭小学校のガジュマル(日本一のガジュマル)
8:40

8:50
フーチャ
9:10

9:30
伊延港
9:45

10:15
半崎
10:25

11:05
田皆岬
11:40

12:30
昇竜洞
14:10

14:20
住吉暗川
14:30

15:00
屋子母ビーチ
15:10

15:30
ジッキョヌホー
15:40

15:50
江戸時代の地下ダム
16:00

17:10
タラソの風公園
17:20

17:50
コチンダホテル

旅行記

沖永良部島は鹿児島県の奄美群島のうちの一つで、もうちょっとで沖縄県、というところにあります。
なのでテレビは鹿児島県ローカルと沖縄県ローカルのどちらも映ります。

外周約56kmで、和泊町と知名町の二つの町があります。
そんな沖永良部島を自転車で一周してきました!

宿泊施設から、レンタサイクルで出発です!
ちなみに、今回の宿泊施設は「コチンダホテル」にお世話になりました。

コチンダホテル

コチンダホテルでレンタサイクルを借り、8時過ぎに出発です。

今回は、宿泊施設から反時計回りにまわります。
………なお、いつも右回りか左回りかをちょっと悩みますが、直感でいつもスタートです。

沖永良部空港方面に走ります。
朝ということもあり、通勤の車が多かったように思います。

「日本一のガジュマル」である国頭小学校のガジュマルは校庭の隅にあり、一言職員室に声がけを………と思っていたら、「ご自由にお入りください」の看板がありました。
お言葉に甘えて入っていくと、校庭では朝礼の真っ最中でした。
そっと写真を撮っていると朝礼が終わり、児童の皆さんが教室へ。
教職員の方が歩いていらしたので「見せていただきました」とお伝えすると、「まだゆっくり見ていってください」と。
お優しい………。
ありがとうございました!

日本一のガジュマル

小学校を出て、次に「フーチャ」に向かいます。

沖永良部島は隆起珊瑚の島なのですが、浸食されえぐり取られた隆起珊瑚が洞窟のようにぽっかり穴をあけ、そこから潮が20m~70mも吹き上がるそうです。
ちなみに「フーチャ」は、琉球語で「吹き上げる」の意味だそうです。

一応柵はありますが、結構断崖絶壁の近くまで行くことができ、見ていると吸い込まれそうでした。
この日はそこまで波の高い日ではありませんでしたが、吹き上がっているところを(遠くからでいいので)見てみたいです。

なお、この「フーチャ」。私の中で日本の絶景ベスト10に必ず入るほどの絶景でした!

フーチャ

そこからしばらく海岸沿いを走り、少し内陸に入ってから「伊延港」に着きました。
「伊延港」には「西郷隆盛上陸の地」の碑があります。歴史に詳しくないので知りませんでしたが、西郷隆盛は沖永良部島に流刑となったそうで、ここで「敬天愛人」の思想の礎を築いたとされているそうです。

ここからまた海岸線沿いを走り、「半崎」に到着しました。
「半崎」は断崖絶壁、柵もない本当にありのままの自然の断崖絶壁です。
「フーチャ」のあたりもそうでしたが、珊瑚の隆起した島であることが如実にわかるごつごつした地面がすごくいいですね!

何度も言いますが柵がないので、行かれる方は本当に気を付けてください。
平日の昼間はほとんど誰もいません………。

半崎

半崎からは少し内陸を通って和泊町から知名町に入りました。

この辺りは集落もほぼなく、防砂林の中に点々と畑などがある風景が続きます。
アップダウンもかなりあり、これは電動自転車でないと相当きついかもです………。

お昼前に「田皆岬」に到着しました。
これもまた断崖絶壁です。
岬そのものに入るより、少し離れたところにある展望台のようなところから岬を撮ると絶景感がより分かります。

田皆岬

岬の周辺一帯は、侵食された石灰岩からなる「カルスト地形」だそうで、散策路が整備されており歩きやすくなっています。

登れはしませんが、矢護仁屋岬(やごにやざき)灯台が青空ときれいな海に映えます。
矢護仁屋岬は「ヤグニャミサキ」ともいうそうですが、「ヤグニャ」の「ヤ」は「岩・石」のこと。「グ」は「小さい」こと。「ニャ」は「火田」のことで「岩のある小さい焼畑」という意味だと鹿児島県のホームページに書いてありました。

矢護仁屋岬

ここまで何も食べずにぐいぐい自転車を漕いできたのでかなりお腹がすきました。

田皆の町に下りて、地元の商店で揚げ物を買って食べました。
沖縄のてんぷらもそうですが、南の島の揚げ物はどれも美味しいですよね!
お店の前で休憩していたら、お昼時なので近所で働く人たちがかなりたくさんお昼を買いに来ていました。
近所の名店だったのかもしれません。

少し休んでから昇竜洞へ。
昇竜洞については、2025年11月25日にいち早くブログに載せましたのでそちらをご覧ください。

昇竜洞

昇竜洞で「沖永良部には洞窟的なものが数多くある」ということを知ったので、近くの「住吉暗川(クラゴー)」に行ってみました。
暗川とは、鹿児島県のホームページによると「地下河川を伴う石灰岩洞穴のこと」というそうです。
石灰岩は水に溶けやすく、水の作用で石灰岩が溶けて河川のようになったところといったところでしょうか。
沖永良部島やお隣の与論島、徳之島などにもあるようですが、沖永良部島には本当にたくさんの暗川があります。

今回はその中で昇竜洞からもっとも近く、県指定の天然記念物にもなっている住吉暗川に行ってみました。
地上から暗川の入り口(穴に入る入口)まで3階分くらい下りていき、そこから電気をつけて穴の中へ。少し進むと川へ向かう階段があり、下の方で轟々と川の音が響いてきます。
さすがに奥まで入るのは………と思ったのでここまで。

住吉暗川

その後、道路に寝ていたネコをモップのようなゴミかと思ってひきそうになったり………

沖永良部-ネコ

ヤギの家族が3頭放し飼いにされていたり………2頭は草の中に隠れていましたが、1頭は出てきてくれて自転車や靴を舐めて、多分塩分補給をしていきました。

沖永良部-ヤギ

そんなこんなの出来事があり………
「屋子母ビーチ」に到着しました。

沖永良部島の最南部の海岸なので、天気のいい日なら夕日もとてもきれいらしいのですが、ちょうど雲がかかっていたせいか、きれいだけどそこまででは………という印象でした。
いつかリベンジしたいです!

屋子母ビーチ

屋子母ビーチから少し行くと知名の町に入ります。

前述のように沖永良部島は和泊町と知名町の二つの町から成り立ちますが、知名の町の方が商店やホテル、郵便局などがぎゅっと固まっている感じです。

町を抜けて少し行くと、「ジッキョヌホー」が見えてきました。
「ジッキョヌホー」とは湧き水なのですが、集落の中心にあり農業用水、洗濯、野菜洗い、子どもたちの遊び場として使われていたようで、皆が集まるので、情報の発信地でもあったそうです。
ジッキョ(=瀬利覚(ここの地名))ヌ(=の)ホー(=川)、ということで、「ジッキョヌホー」は「瀬利覚の川」を指すようです。

ジッキョヌホー

ジッキョヌホーから少し道をそれると、「江戸時代の地下ダム」へ向かいました。
ジッキョヌホーがかなり整備されたスポットだったので、こちらもかなりしっかりしたスポットに違いない!
と思っていってみたら、結構ほったらかしというか………。
ありのままの状態でした………。
約300年前に作られたダムだそうですが、沖永良部島の水道事業は1960年前後に始まったらしくきっとその頃まで使われていたんだろうなと思うと感慨深いです。

江戸時代の地下ダム

ここからは和泊町に向かって県道を北上します。
途中沖永良部高校を越えたあたりから、高校生の原付にたくさん抜かれました。

最後のポイント、タラソの風公園に到着。
「タラソ」とはギリシャ語で「海」の意味なんですね。
知りませんでした。

和泊の町を一望でき、街灯がないようなので星空観察にはもってこいだそうです。
日が沈むころに到着したので星空は望めませんでしたが、こちらもまたリベンジしたいところです。

タラソの風公園-付近

まる一日かけて沖永良部島を自転車で一周したということを、後日島の人に会った時に話したらとても驚かれました。

あまりそういうことをする人はいないのかも………
しかし電動自転車があれば多少アップダウンがあるところもありますが、基本は平坦なので気楽に回れました。

そして、ネコが多い島だったニャァ~!

沖永良部-猫