関越トンネルインフラツアー
きょう(2025年6月21日)の出来事は、「関越トンネルインフラツアー」に行ってきた。
越後湯沢駅西口にある、雪国観光舎で待ち合わせ。
そこから車に乗り土樽サービスエリアに。
そこでNEXCO東日本の担当者の皆さんたちと合流し、いよいよパイロットトンネルの中へ潜入します。
ちなみにパイロットトンネルとは、本線のトンネルを掘る前に、地質調査等の目的で掘削する小規模のトンネル…だそうです。
パイロットトンネルを車で15分くらい行くと、ひときわ緑のランプのついているところが!
そこが目的地の群馬県、谷川地下換気所への入口です。
車から降りるとさっきの暑さはどこへ?
というほど涼しい!………むしろ寒い!!
このトンネルの中は、年間を通じてだいたい12度〜13度だそうです。
まずは地下水の湧き出ているところ………谷川岳の名水、通称「谷川の六年水」へ。
地下水で無濾過ではあるものの、ミネラル分が極端に少なく飲みやすかったです。
次は電気設備です。
関越トンネルは東京電力と東北電力が電気関連を担っているそうですが、東京電力66,000Vに対して東北電力6,000V…ずいぶん差がありますね。
その先は吸排気設備へ。
偶然メンテナンス中ということで、空気を送るプロペラ部分が露出していました。
ラッキー。
その設備を使って換気するとなった場合、その風速は秒速約30m。
トラックが飛ばされてしまうほどと説明されました。
上手く撮れると映えるとのウワサの風洞………今回の写真は映えそうになかったので「暖かさ」の加工をしちゃいました………を300mほど歩き、とうとう今回のツアーの目玉、換気塔への登頂です!
一段の高さが約29cmということで、通常の家などの階段より少し高め、すなわち足を上げる高さが比較的高い!
これが後々かなり辛くなりました…
換気塔の階段は約600段で180m。
四角い螺旋状の階段ですが、幅が55cmしかないため、行き違いは勿論、追い越してもらうことも基本不可能です。
たかだか600段だし、20分くらいで登れるかな〜と高をくくっていましたが、30mほど上がった時点でもうフラフラです。
しかも周りの壁は変な板に覆われており、景観も何もありません。
無事帰還している今は、面白かったです!
と言えますが………登っている最中は最悪でした。
そして「10m登る→休憩→10m登る」のような戦術で、なんとか35分くらいで換気塔の外に出られました!
しばし、写真を撮ったり、話しを聞いたりして立ったまま皆でくつろぎます。
そして、約15分後には今来た階段を降りて戻る試練がはじまります。
こちらのほうは、目も回るし、膝や太ももにも強い負荷がありました。
その後は、群馬県側の入口で写真を撮り、集合場所に戻り解散です。
現時点では、二度と登るか!
と決めていますが、もしかしたらほとぼりが冷めたあとまたチャレンジするかもしれません………多分無いとは思いますが………。
「関係者」の皆さん、壮大なインフラを公開してくれて、また、安全に登頂させてくれて、ありがとう!!!
絶対、「体力に自信がある方は」行くべきツアーです!!!!!
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