大覚寺展
きょう(2025年2月28日)のメインの出来事は、東京国立博物館で開催されている「大覚寺展」を観てきた。
東京国立博物館で年に数回開催されている特別展を毎回楽しみにしています。
今回は「大覚寺」に関連する特別展です。
なお正式なタイトルは「旧嵯峨御所大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」です。
いつも平成館の入口にある宣伝の看板をパチリと撮ることからスタートしています。
その後、チケットを見せ、いざエスカレーターで2階へ。
前半部分の撮影は禁止されていましたので写真はありませんが、「愛染明王坐像」は、とくに引き込まれる一坐像でした。
なにがそんなに引き込まれるのか………
なんといっても「眼光」が違います!
玉眼(目に水晶の板をはめ込む技法)の迫力にやられました。惹き込まれるとの表現の方が適切かもしれません。
そして、眼を観ていると何かを語りたい気持ちになりますし、心の中を見透かされている気持ちになります。
さらに、700年前の人々も同じ気持ちだったのかなぁ~なんて思うと、ちょっとした震えを感じます。
そんな魅力的な「愛染明王坐像」でした。
なお、「愛染明王坐像」ってどんな坐像? って思った方は………
今回の特別展の坐像とは異なりますが、東京国立博物館のつぎのページに「愛染明王坐像」の説明がありますので、興味がある方は、是非、ご覧ください。
愛染明王は、愛欲などの煩悩+ぼんのう+を昇華して悟りに至らせる仏ですが、様々な願いにも応えるといいます。弓矢などの持ち物はこれにふさわしいです。
出典:https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=C1858
つぎは「野兎図」の登場です。
動物の絵は、いつの時代にも人気があります。
このコーナーは撮影が可能だったので、パシャリ。
黒兔が、カワイイ。
そして、「松鶴図」。
現物を観ているときには気がつかなかったのですが、この記事を書く際に写真をよく観ると、3D(立体)的に見えるじゃ無いですか!………ここに掲載した写真のサイズだと、ちょっとわかりづらいですが………
帰ってきてからも驚きの連続でした。
「大覚寺」さん、いっぱい魅せてくれてありがとう!!!
開催場所
東京国立科学博物館
東京都台東区上野公園13-9
所要時間(私の場合)
約1時間
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